石垣島の旬！３種のパインを贅沢に食べ比べよう！

石垣島のパイナップルが美味しい理由

日本国内に流通する生食用パインのうち、実に約97%が海外産だということをご存じでしょうか？
残りわずか約3%の国産パインは、そのほとんどが沖縄県産。その中でも沖縄本島北部や、さらに南へ約400キロ離れた石垣島・西表島といった、わずかな地域でしか栽培されていません。まさに“幻の国産パイン”ともいえる存在です。

パインは、収穫後に追熟しない果物。つまり、収穫した瞬間が“味のピーク”であり、それ以上甘くなることはありません。
海外産のパインは長距離輸送の都合上、まだ熟しきる前に収穫されることが一般的なので完熟しきっていません。
一方で国産パインは産地から消費地までの距離が短いため、しっかり完熟するまで畑で育てられ、甘さも香りもぎゅっと詰まった状態で収穫されます。だからこそ、口に入れた瞬間の「甘い！」「香りが濃い！」という感動が違います。

なかでも石垣島は、知られざる国内屈指のパインの名産地。
亜熱帯の強い日差し、ミネラル豊富な酸性の「赤土」、そして温暖な気候が揃った、まさに“パインにとっての理想郷”です。
特に沖縄本島よりも高い平均気温は、パインの糖度をさらに引き上げ、他にはない濃厚な甘さと、爽やかな酸味が絶妙なバランスで共存する、唯一無二の味わいを生み出します。

太陽と土、そして生産者の情熱が育てた石垣島のパインは、まさに「南国のごほうび」。ぜひ一度、この本物の味を体験してみてください。

島パイン(別名：ハワイ種パイン、ジュワリーパイン)

石垣島で古くから栽培されているパインで果汁が多く酸味と甘味のバランスが良い沖縄定番のパインです。スナックパインやピーチパインでは酸味が足りない方におすすめです。

ポコットパイン(別名：スナックパイン、ポゴールパイン)

一口サイズに手でちぎって食べることができるパインです。芯まで食べることができ、芯の方が好きなファンがいるほど。酸味が少なく、糖度がとても高い甘いパインです。

ピーチパイン(別名：ミルクパイン)

桃のような香りをほんのりまとうパインです。果肉は乳白色で、少し小ぶりです。沖縄の中でもより暖かい気候でなければ栽培できないため、幻のパインとも呼ばれています。

BLANCA FARM（ブランカファーム）こだわりパイナップル

このパインを育てているのは、石垣島で約300坪の畑をひとりで管理する、情熱あふれる女性農家さんです。
除草剤や農薬の使用をできる限り控え、自然に寄り添いながら育てる「減除草・減農薬栽培」に取り組み、安心・安全、そして味わい深いパインを全国に届けています。
もともとはオフィスで働くごく普通の会社員だった彼女ですが、コーヒー好きがきっかけで農業の世界に興味を持ち、農業大学校（農林水産省所管）で基礎から学んだ後、指導農業士のもとで実地経験を重ね、独立を決意。 父の故郷である石垣島へ移住し、2年近くに渡る下積みをへて、ようやく希望の畑を手に入れました。
今では、手間ひまを惜しまず育てたこだわりのパインを、全国の食卓へと届けています。
石垣島の豊かな自然と彼女のまっすぐな情熱が詰まったパインを、ぜひ味わってみてください。

栄養もすごい！パイナップルパワー

パインは、美味しいだけじゃありません。
ビタミンB群、食物繊維、ミネラルなど、栄養素が豊富に含まれており、美肌づくりや腸内環境の改善、疲労回復、ダイエットのサポートにも効果的です。 中でも注目は「パントテン酸」。これはストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの合成に関わっており、心と体のバランスを整える働きが期待されています。
まさに、体にもうれしい「南国のごほうび」なのです。

食べて美味しい！こだわりのパインたち

今回お届けするパインは、すべて石垣島の自然と「ブランカファーム」のこだわりが詰まった逸品。
除草剤や農薬の使用をできる限り控えた「減除草・減農薬栽培」を行い、日々の天候や果実の状態を観察しながら、もっとも甘みがのる“完熟のタイミング”を見極めて収穫しています。
一玉一玉に手間と愛情をかけて育てられたパインは、安心・安全なのはもちろん、濃厚な甘さと香り、ジューシーな果汁が特徴です。
3種それぞれに個性があり、味・香り・食感が異なるので、食べ比べる楽しさも格別。
どの種類のパインが“あなたの推しパイン”になるか、ぜひ見つけてみてください。

食後も楽しい！パインの再生栽培

3種類のパインを食べ比べて“推しパイン”が見つかったら、次はもうひとつのお楽しみ。
出荷されるパインの多くは、流通中の品質維持のため「成長点（芽）」をカットしますが、今回は特別に再生栽培が可能な「成長点付き」のパインも含まれています。
パインは条件が整えば、ご自宅で再生栽培も楽しめます。
準備するのは、水耕栽培用の容器とお水だけ。根が出てきたら培養土に植え替え、観葉植物のように育てていくことができます。
気温が10℃を下回らないように管理すれば、2~3年に一度のペースで収穫のチャンスも。
成長していく姿を日々楽しめる“育てるパイン”にもぜひチャレンジしてみてください。

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